「働く意味」がわからない君へ −ビクトール・フランクルが教えてくれる大切なこと− 諸富祥彦著

「何か」があなたを待っている。「誰か」があなたを待っている。
フランクルとロゴセラピーについて
「夜と霧」「それでも人生にイエスと言う」などの著者として知られるビクトール・エミール・フランクルが開始したロゴセラピーの考え方を用いながら下記のさまざまな悩みに回答されています。
1.「働く意味」が見えないとき
2.なぜくよくよ悩んでしまうのか?
3.悩み苦しむことの意味
4.「働く意味」を見つけるヒント
5.仕事と幸福
6.仕事と使命

自分が人生に意味を見出すというより、人生が自分にどうするかを尋ねてくるとの考え方をします。
その状況でどうするかの選択の自由が人にはあります。
その状況で何かの価値を発見する生き方を選ぶか、愚痴を言ってその状況を呪って生きるかを選ぶことができます。
悩むとは、そのこと自体が何かのチャンスやその悩みが次への成長につながることにもなります。
人生には、「創造価値」「体験価値」「態度価値」があります。寝たきりの状態でも「態度価値」の自由度が残されています。
ロゴセラピーについて、これまで読んだ本などを紹介しています。
http://inorinohinshitu.sakura.ne.jp/logo.htm

「運命を変えられない場合に、重要なことは運命に対して正しい態度を取るということである。
運命を支配したり再構成したりすることができないならば、我々はそれを受け入れなければならないのである。
運命を積極的に構成するためには、我々には勇気が必要である」。

「私は何を為『すべき』であるかという問題は、私の人生のその時その時の状況に私に挑戦してくる、具体的な意味を満たすことなのである」。

「あなたの内部の混乱を見つめないで、あなたを待っているものを見つめなさい。
価値があるのは、深層に潜んでいるものではなく、未来においてあなたを待っているもの、あなたによって実現されることを待っているものなのです」。


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