「他人を支配する黒すぎる心理術」 "人とのコミュニケーションを上手くする方法””笑顔の力 AKB48 前田敦子さんの笑顔”
「ロミオとジュリエット効果」
ある目的に対して障害が多いほど、それを乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる
ヒトラー
・黄昏効果 思考力が鈍る夕方に演説
・単純効果 同じフレーズを何度も繰り返す
・誤前提暗示 今を徹底的にこき下ろし、そしてそれをよくすると
色彩調節
・暖色系 ポジティブや温かさ
・寒色系 冷静さや涼しさ
8つの心の法則
・利得最大の原理 人は自分の「得」になる行動を選択する
・公平性原理 人間社会には「公平さ」が必要不可欠
・返報性の原理 人間は自分ひとりが得をしすぎると不快に思う
・一貫性の原理 人間は一度決めたことは、損をしてもやり続ける
・類似性の原理 人は自分に似た相手に好意を持つ
・社会的証明の原理 多くの人がやっていることが、正しいと思えてくる
・権威の原理 人は権威のある人に強い影響を受ける
・希少性の原理 手に入りづらいものほど、手に入れたくなるという心理
他人を支配する
・声量を使い分けて、相手を丸め込む(低い声でゆっくり話す)
・男性は能力をほめてたらし込む
・女性は行動をほめて、恋心を抱かせる
・無限で聴くだけで、要求を飲ませる 傾聴
・沈黙で恐怖心を植え付ける
・ピグマリオン効果でほめて育てる
・ほめ殺して、ライバルを手中におさめる
・「オウム返し」で、真剣に聞いているフリをする
・「そうだよね」で相手をつつみ込む 女性は基本的に共感されることを望んでいる傾向が強いもの
・反論したいときは「イエスバット法」で主導権を握る
・あえて「頼みごと」をして味方に引き込む
・「名前」を頻繁に呼んで親密度を増す
・弱みを見せて、少ない報酬で満足感を与える
・「自己呈示」で第一印象をグレードアップ
・「両面提示」で相手を完全に信頼させる 悪い面も提示して相手を信頼させる
・「同調行動」で忍び寄り、親しみを覚え焦る ミラーリング
・「まばたき」をコントロールして相手を信用させる 嘘をついているとまばたきする
・「真摯な相づち」で相手の心をトリコにする
・セクシーさの「ギャップ」で異性を翻弄する
・「ちょい触れ」テクで警戒心をなくさせる 適度なスキンシップは異性だけでなく、同性でも好意を持たせるきっかけになる
・視線をコントロールして、会話の主導権を握る 見つめ合った視線は、先にはずした方が優位に立てるという視線の心理効果がある
・上司の右側から近づいて、安心感を勝ち取る
・入室と退室のお辞儀でデキるヤツと思わせる
・主導権を握る魔法のオープニング握手 3秒くらいしっかりとした握力で握る
・プレゼントで相手をひきつけるオーバージェスチャー
・印象を左右するのは「アゴの角度」にあり 20度快活でよい印象 30度横柄な態度
・右上を見て「思慮深いヤツ」と思わせろ 考えているとのイメージ
視線が上方は視覚的 水平は聴覚的 下方は内的対話や体感のイメージを膨らませている
アメリカの大統領の勝負服
白いシャツ、紺色のスーツ、赤のネクタイ
アリストテレス 人を説得する五箇条
@聞き手の注意を惹くストーリーやメッセージを提示する
A解決あるいは回答が必要な問題や疑問を提示する
B提示した問題に対する解答を提示する
C提示した回答で得られるメリットを具体的に説明する
D行動を呼びかける
説得の3要素
・ロゴス(論理) 論理的に証明することで説得する
・パトス(感情) 聞き手の感情を誘導することで説得する
・エートス(性格) 話し手の性格や信頼度により説得する
・あなたに関心がない相手を説得する「アンチ・クライマックス法」 最初から重要な話からする
・「誤前提暗示」の罠にはめて相手をコントロールする ありもしない前提を相手に伝えてから
・人の罪悪感を利用した悪魔の「ドア・イン・ザ・フェイス」テクニック
過大な要求を最初にぶつけて断られてから、本命の要求を持ち出す
フット・イン・ザ・ドア 小さなお願いから始める
・「接種理論」で競合を蹴落とす マイナス要素をあらかじめ相手に伝えて免疫をつけさせておけば、いざマイナス要素が露呈しても、それを受け入れてもらいやすくすることが可能
・会議を思い通りに操る「スティンザー効果」
・前に議論を戦わせた人間はその議論相手の正面に座りたがる
・ある発言の次に発せられる発言は、反対意見である場合が多い
・会議のリーダーの力が弱い場合は、参加者は正面にいる人間と話したがり、リーダーの権限が弱い場合は隣同士で会話がされる
・「ランチョン・テクニック」でポジティブは会話と錯覚させる
美味しい食事や楽しい時間のなかで交わされた会話や人物に人間は好印象を抱く
・多数派を服従させる「モスコビッチの方略」 自分の意見・主張をかたくなに繰返し一貫した態度を撮り続ける
「ピーターの法則」 有能だった人が昇進して無能になっていく
「ディルバートの法則」 無能な者は周りの邪魔とならないように意図的に昇進させられる
うるさい上司を黙らせる「反同調行動」
上司が大声で怒ったら、「部長 大きな声で怒鳴らないでください。周りにも迷惑ですから」
挑発してくる上司は「沈黙」でひるませる
「アロンソンの不貞の法則」 関係の浅い人からほめられる方が、より新鮮でうれしく感じる
結婚に至る6段階
・類似性の認知
・望ましい関係を築く
・自己開示
・役割取得 補い合う
・役割適合 補い合うのが上手く行く
・結晶
「バーナム効果」
誰にでも当てはまるような一般的な曖昧なことを言っても、自分について言われているように信じ込む
「吊り橋理論」 揺れる吊り橋を二人で渡ると親しくなる
「ボディ・タッチ」 相手の身体に適度に触れるという行為も、お互いの親密度を高める効果がある
笑顔は周りの人を明るくすると言います。
仏教の七施の一つに眼施と和顔施がありこれは笑顔でもあります。
意識して口角を少し上げるだけで笑顔になります。
笑顔をすると身体が勘違いして、幸せなホルモンを分泌してくれるそうです。
周りを幸せにするだけでなく、自分も幸せにしてくれるようです。
本「他人を支配する黒すぎる心理術」に笑顔の箇所がありました。
元AKB48の前田敦子さんはオーディションのとき、とても緊張していて歌い終わったときの表情が暗かったそうです。
しかし、質問の最後にニコッと笑った顔がすごくかわいかったとか。
彼女の笑顔は審査員をとりこにし、その笑顔のひとつでオーディションに合格したのです。
そしてご存知のとおり、前田さんは国民的アイドルグループと呼ばれるAKB48で一番の人気者になりました。
魅力的な笑顔を持っているというのはひとつの才能にすら値するのかもしれません。
笑顔のパワーについては、心理学の実験でも明らかにされています。
イギリス・アバディーン大学のリンデン・マイルズ博士は、男女3人ずつのモデルの写真を用意し、それを被験者である男女40人に見せて、反応を調べました。
その結果、写真の顔が笑顔だった場合、写真の顔が無表情だったときの20倍も写真への注目度が高かったのです。
このように、笑顔には人を惹き付ける効果があるわけです。
また笑顔はその人だけでなく、まわりにも伝搬していくものです。
仏教の七施
http://www.hokkeshu.jp/houwa/031.html
一、眼施(慈眼施)
慈(いつく)しみの眼(まなこ)、優しい目つきですべてに接することである。
二、和顔施(和顔悦色施)(わがんえつしきせ)
いつも和やかに、おだやかな顔つきをもって人に対することである。
三、愛語施(言辞施)
ものやさしい言葉を使うことである。しかし叱るときは厳しく、愛情こもった厳しさが必要である。思いやりのこもった態度と言葉を使うことを言うのである。
四、身施(捨身施)
自分の体で奉仕すること。模範的な行動を、身をもって実践することである。
人のいやがる仕事でもよろこんで、気持ちよく実行することである。
五、心施(心慮施)(しんりょせ)
自分以外のものの為に心を配り、心底から、共に喜んであげられる、ともに悲しむことが出来る、他人が受けた心のキズを、自分のキズのいたみとして感じとれるようになることである。
六、壮座施(そうざせ)
わかり易く云えば、座席を譲(ゆず)ることである。疲れていても、電車の中ではよろこんで席を譲ってあげることを言う。さらには、自分のライバルの為にさえも、自分の地位をゆずっても悔いないでいられること等。
七、房舎施(ぼうしゃせ)
雨や風をしのぐ所を与えること。たとえば、突然の雨にあった時、自分がズブ濡れになりながらも、相手に雨のかからないようにしてやること、思いやりの心を持ってすべての行動をすることである。
感想;
この本に書かれていることを自分に取り入れると、確かに人とのコミュニケーションは良くなるように思いました。
こういうことを意識せずに出来ている人が人ののコミュニケーションが上手いのでしょう。