横尾忠則さんのインタビュー番組を見て ”学ぶとは、自分の才能を発見すること”

テレビで、横尾忠則さんのインタビュー番組がありました。
横尾さんは、高校の先輩で、母校にイラストが飾ってありました。

最初はイラストレーターとして名前が知られるようになりました。
その後、絵画を描かれるようになりました。多くのイラストや絵画を描かれています。
イラストは仕事で、絵画は好きでやられてきたとのことですが、その好きな絵画を描くのも苦痛だそうです。
きっと苦痛は産みの苦しみなのだと受け取りました。

仕事だと期限があるのでそれがやらなければとの刺激になるが、
絵画は期限もなくそういった刺激はないけど、何か違う意味での刺激がでてくるそうです。

今は隠居されているそうですが、山田洋二監督の撮影現場で飼っていた猫の絵画を描かれています。
猫は亡くなりましたが、描くことが自分の癒しになっているとのことでした。
今撮影している映画のポスターは横尾さんに依頼されており、もう完成していました。
映画の出演者が時々、横尾さんの描かれている様子や描かれている途中を覗くこともあり、それが楽しみになっているとのことでした。
横尾さんにとっても、場所が違うことが創作のエネルギーになっているとのことでした。

隠居とはやりたくないことをやらずに、やりたいことだけをやる」ことだそうです。
そうしたら、やりたことがたくさんあり、違った意味で忙しくなって来たそうです。

学ぶとは、自分の才能を発見する」ことだそうです。
その時に大切なことは、自分に何か才能があると信じることだそうです。

イラストだけでなく、自分の可能性を広げて行かれたのだと思います。
絵画を始めた頃は批判もあったように記憶していますが、それが今は横尾さんの評価を高める一つにもなっています。

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