本の紹介&感想

「売れ続ける理由」佐藤啓二著 ”出逢いを生かす” 「主婦の店さいち」

「主婦の店さいち」 売り場面積 260m2(80坪弱) パート含め53人
仙台駅から車で30分ほどの温泉で知られる秋保町
4700人の町で、1日の来店数は1000人、
おはぎ「秋保おはぎ」で平日5000個、土日1万個販売している。

おはぎとお惣菜だけで、年商6億円(2010年3月期)の約5割を占めています。
1979年にスーパーを開店して翌年に惣菜を販売

ここまでなるには人との出会いだったそうです。
「佐市商店」で配達販売を代々やってきていたが、ジリ貧状態で日々資金繰りに悩んでいた。
箱根の商業会のゼミに参加し、内容はできないことばかり、どんよりした気持ちで小田急線に乗った。
そこへ男性2人、女性1人の3人連れとボックスが一緒になった。
黒磯中心にスーパーを展開している「ダイユー」の大林社長とお嬢さんと社員だった。

思い切って苦しい胸の内を話したら、大林社長が経営の話をこんこんと説明してくださり、一度いらっしゃいと。
そして夫婦で学んでスーパーを開店した。
開店当日は、ダイユーから従業員10数人を連れて助っ人に来てくれた。

そういうことがあり、研修依頼を無料で受け、これまで600社以上になる。
ダイユー大林社長から教えていただいた共存共栄の考えに基づいて行っている。

感想;
工夫は無限だということでしょうか。
もう駄目だと諦めたら、その時点で終わってしまう。
出逢いを生かす。人は出逢いで成長することが多いようです。
ただ、悪い出遭いで人生を無駄にしてしまう場合もあります。
悪い出遭いには早く気付いて離れることなのでしょう。


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