本の紹介&感想
「路地裏拝金エレジー『闇金ウシジマくん』モデルが語る」 トキタセイジ著 ”「浮気人類進化論」 より”
闇金(高利貸し)のさまざまなケースが紹介されています。
お金を借りに来た歯科助手OL、手取り15万位でお金が欲しくて借りにきて、そこで、風俗を紹介。
本人は躊躇っていたが、どうしてもお金が欲しくて上手いトークで働くことになり、そのOLの風俗の売上から5万を差し引いて、OLに渡す仕組み。
警察官と出会い系で知り合い、警察官だとわかり、警察の客の素性紹介を3万円/1件でやることにした。
しかし、個人情報保護法が成立してからそれができなくなった。
お金を貸す場合、その人が返せるかどうかを判断する。資産があればそれを売らして回収できるのでお金を貸す。
親の土地と家があったので、お金を貸し500万くらいになった時に、これまでの返済金を引かずに、
1,000万円の借用書を公証役場で作成させて、結局家を売ることになって得た2,600万円からそのお金を払わせた。
感想;
「浮気人類進化論」 竹内久美子著より
ガガンボモドキ;
オスがえさをメスに与えている間に交尾する。メスもえさの大きさによって交尾させるかどうかを判断する。
交尾が始まって5分間は受精しないので、えさが粗末だと、5分間だけえさを食べて、オスを拒否する。
5分間の間に食べるだけ食べて逃げる。えさが交尾できる大きな要素である。
あるオスは大きな立派なえさだと、それでメスと交尾し、充分受精したと思ったら、
メスが食べているそのえさを取上げて、次のメスに向かうものもいる。
同じえさで何度もメスをとっかえひっかえ交尾しようとする。
オスとメスが交尾している時に、そのえさを盗むオスがいる。盗んだえさを別のメスに与えて交尾する。
ただこのように盗む遺伝子が増えるとえさをとる遺伝子が残らなくなり、困るので盗む遺伝子はある一定に抑えられている。
オスとメスは外観がにている。違いは飛び方で、メスはゆっくりまっすぐに。オスは早く曲がったりして飛ぶ。
オスの中にはメスの飛び方を真似てメスだと思わせて、オスにメスと勘違いさせてえさを貰い、
えさを貰ったらえさを抱えてとんずらする遺伝子をもったものもいる。
ガガンボモドキでは、えさを奪うオスがいます。メスにもえさだけ食べて受精させないのがいます。
これらは一定の割合に抑えられていますが、必要なのでしょう。
人からお金を取ろうとする人々も、ガガンボモドキと同じように必要なので一定の割合で出てくるのでしょうか?