本の紹介&感想

「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した」 坪田信貴著 ”夢を持ち、信じる”

偏差値30を70に上げました。偏差値30とは100人いると下から2〜3人、偏差値70とは上から2〜3人の位置になります。
大学まである私立の中学校に入る時は勉強したが、勉強しなくても大学に入れるとの気持ちもあり、中学に入ってから勉強しなかったそうです。

高校2年生の時、母親に連れられて塾に行きました。坪田先生がとても話を聞いてくれとても面白かったので、塾に行ってみようかと思いました。
話し合いで、冗談の中で君が慶応に行くと面白いよと話になり、自分もそんな気持ちになりました。もちろんとても無理だということはわかっていましたが。
本を読むと彼女は本当に勉強をせずに友達との遊びを優先させていました。

喫煙が見つかって停学処分も受けていました。漢字も読めない、英語も全くダメ、歴史も知らない、本も読んだことがないとの状況でした。
慶応は英語、論文、歴史(日本史)の入試でした。

勉強は
@本人のやる気と勉強(夢を持つ)、
A勉強のやり方をアドバイスしてくれる(自分を認めてくれる)先生、
B愛情を持って支えてくれる人が必須だ
ということがひしひしと伝わってくる内容でした。

半年ほど前の模試ではE判定(絶望的)で一時諦めそうになった時、お母さんと一緒に来るまで名古屋から慶応(日吉と三田校舎)を見学に行きました。
そうしてやっぱりここに入りたいとの思いを強くし、さらに勉学に熱が入りました。
お母さんは彼女のやる気を出さそうとの思いで彼女を慶応の見学に連れて行きました。
勉強は頭の良さ以前に、勉強のやり方が大きいことがわかる本でもありました。

彼女は大学で困難もありましたが、自分は大学受験で頑張ったとの自信が、その困難を乗り越える力になったそうです。
そして、大学を卒業して「結婚式」に携わる仕事をされています。


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