本の紹介&感想
「マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書」 大島祥誉著 ”仕事を進めるにはノウハウがある”
1.Client interest first
クライエントのオフィスではなく、クライエントのユーザーがいる現場に行く。
2.プロならComplete Workが当たり前
・アンケートを作ることが目的でなく、そのアンケートで何ができるかを考え、そこから見つけた価値ある分析結果を使ってどんなストリーが描けるかまで落とし込むことが必要
・問題解決することも大事だがそれ以上に「真の問題はなにか」という問題把握力も大事。
問題解決の基本プロセス
1.モグラ叩きはしない
2.問題定義、仮説、分析、解決策
1)問題の構造を把握する 「事実と要因を分離する」
2)問題を分解する方法 ロジックツリー
・もれなくダブりなく分解する
・事実ベースで行う
・重要度の低いことは深く掘り下げない
3)仮説を立てて分析する
4)仮説を検証する イシュ―ツリー解決策を導き出す「最も重要な課題をYes,Noで検証する」
空(現状)・雨(その現状が何を意味するか)・傘(その意味合いから何をするのか)
問題解決で大事なこと
1.今の状況や制約条件にとらわれすぎない 「あるべき姿という高い視点から発想すべき」
2.ロジカルシンキングを常に意識する
3.「なぜ?」を何度もくりかえす
4.「誰に、何を、どのように」を必ず考える
頭の中にフレームワークを考える
1.フレームワーク3C「顧客、競合、自社」
2.フレームワーク7S「戦略、組織構造、社内のシステム、組織文化、組織に備わる強み、人材、共通の価値観」
3.フレームワークのマトリックス「ポジショニング」
4.フレームワークのロジックツリー
情報の取り扱い
1.リサーチは原典にあたれ
2.情報はセクシーに使え「引き付ける魅力があるか」
3.風が吹けば桶屋がどうなるか?「ゼロ発想の視点」「意味合いを考える」(どうなりたいか)
問題解決力を高める思考術
1.コインの裏表で考えない 「ミスが多いからミスを減らそう」の発想
2.あきらめない”オタク力“(徹底して汗をかくあきらめない思考)
3.五感を研ぎ澄ませ
4.リラックスしながら集中する
5.フレームワーク的思考術
6.自分の枠を外してしまえ
7.事実を意見に分けろ「いろんな人の話をとにかく聞く」
8.問いから始めよう
9.その問いの核心は何?
10.問いの核心をつかむための、いい質問とは
・視点を変える質問
・原因を探る質問
・相手の価値観を知る質問
11.その問いは本物かどうか
12.大きな絵を忘れるな
13.エレベーターテストをしよう
自分力の高め方
・自分でジャッジメントしない(できないとか)
・素直に聴く
・本を読む
・議論する
プロジェクトで結果を出す力
・期間限定で結果を出す
・好きになれなくても共感・共有はできる
・聞かれる前に発信する
・リーダーのべき論にとらわれない
・ひとりで仕事を完結しない
思考の4P
・Purpose(そもそもなんのために)
・Position(誰にとっての問題か)
・Perspective(どのような視野をもつか)
・Period(いつまでに仕上げるか)
ミーティングをデザインする
・何がテーマか
・どんなことを明確にしたいか
・そのためには自分はどんな準備が必要か
IではなくWeを使う