重大な逸脱が生じた時のアクション
重大な逸脱(品質異常など)が生じた時のアクションについて簡単に記載しました。

・重大な逸脱が生じた時のアクション

下記の情報を集め、起きた逸脱のことの重大性を把握することがまず第一歩です。
病気に例えれば、
直ぐに救急車を呼ぶのか
自分で病院に行くのか
明日病院に行くのか
数日以内に行くのか
市販の薬で様子をみるのか
しばらく我慢するのか

1.その逸脱が健康に影響するか
2.その逸脱がレギュレーション(製造販売承認書記載事項など)に反するか?
3.その逸脱の原因が該当ロット内だけか、他のロット、他の製品にも広がっているか?
4.広がっている場合、その影響のあるロットのステイタス(製造中、製品、物流在庫、出荷済など)は?
5.逸脱の事象の程度はどの程度か?
6.その逸脱による製品の欠品は生じないか?
7.欠品を生じない状況など、調査・検討にどの程度の余裕期間があるか?
8.廃棄などの場合、そのコストはどの程度か?

戻る