ちちんぷいぷい
下校してきたらすぐにテレビをかける嘉朗。大好きな「ちちんぷいぷい」が始まります。その中でもう上泉さんの「夕陽中継」が大好きで
「元気になったら日本中の朝陽と夕陽を見に行きたい」と目を輝かせていました。「こんなあったかい番組ほかにないわ」とぞっこんです。また石田さんのわかりやすいニュース説明を「わかりやすいなぁ。おいらでもわかるわ」と時には勉強になったり・・・
関西ローカルの番組ですが、陣内智則さんが出ておられて私はこの当時、陣内さんのことをコメンテーターだと思い込んでいたのです。Yoshiはお笑いの芸人さんだと知っていたようなんですが・・・
また、コブクロがまだメジャーデビューしていなかったとき、よく中継先で歌っていました。路上ライブからやっとメジャーになりかけていたころ。嘉朗はやさしいハーモニーとあったかい歌詞が大好きでした。
闘病に敗れ私は、一人で家に帰ることになって、ちちんぷいぷいが観れなくなっていました。でも、ある日なぜか無性に観たくなってテレビのスイッチをつけました。するとなぜか、臍帯血移植の話題で石田さんと角さんが話されていました。また、角さんが体調を壊されたということもあって驚きました。夕陽中継もVTRが流れていました。驚きました。なんか嘉朗に仕組まれたような出来事。すぐに嘉朗の鈴を角さんに送らせていただきました。
後日談ですが・・・私は渡辺淳一さんが大好きで、たまたま「ちちんぷぷい」で角さんと対談されているのを観ていて、その移動中に「鈴の音」が聞こえたんです。「えっ?」テレビを凝視しました。角さんが首からかけておられるニトロの横に嘉朗の鈴をつけてくださっていたのです。それに気がついたのも不思議な出来事です。