本の紹介&感想

「エースと呼ばれる人は何をしているか」 夏まゆみ著

夏まゆみさんは、AKB,吉本印天然素材、ジャニーズ、モーニング娘、宝塚歌劇、
長野オリンピック閉会式の数万人が踊る振付などをやって来た中で、エースと呼ばれる人に共通している項目を見つけたそうです。
エースとはAKBのセンターを務める人のことではなく、自分の仕事、持ち場で輝いている人のことと定義しています。

エースと呼ばれているの共通事項
1)自己を確立し
2)自信を持ち
3)前に向かって進むbr>
階段の法則
何かを達成したいなら、それを達成するためにしなければならないことを上げてやっていく。

本より、キーメッセージ
・他人の評価を気にする人は「新しいもの」をつくれない
・強みはたった一つあればよい
 安倍なつみには「集中力」があった。大島優子には「冷静さと平常心」があった。
前田敦子は“ただの女の子”だったが、面接で「可能性」を感じた。
前田敦子は、自己を確立し、自信を持って前に向かって進んで行ったからエースになれた。
核となる強みをひとつでも持っている人は、それをよりどころにして、さまざまな困難を乗り越えていける。
・エースは群れない。仲間を意識すればするほど成長しない。仲間の目をきにしてしますから。
・協調とは一緒に群れることでなく、目的を共有すること。
・エースになる人は、普段は経験やプライドで身を固めていたとしても、いざとなればリセットしてゼロになることができる。
・好きなことを目指す人の前には壁は現れない。
・絶好調の時こそ、“耳が痛い人”の意見を聞く。
・人によって差がでるのは「叱られた」時。多くの気付きを生かすかどうか。
・自分の「底力」を知る。自分の中にすごい力が眠っていることに気付く。
・「見えない努力」ほど、見返りは形になって表れる。
・たった一言夢を語れば、自分の「本心」が見えてくる。有言実行
 不言実行が合っている人は、陰で努力を積み重ねて行くことで自信につながる。
・「正しい努力」をするための第一歩は自分を知ること。自分の欠点/短所を知る。それを知ることで克服することができる。
・スキルを磨けば内面も磨かれる。
・「短所」は消すのではなく「出し入れ」できるようにする。
・「過去のもの」にする作業は意外と大切。「負の感情」を今に持ち込まない。
・「辛いことがあると、まだ成長しないといけない」と考えるようにしている。
・自信と危機感のバランスを大切にする。自信過剰には成長がない。
・運は正しい努力の先に降りてくる。努力している人に女神がほほ笑むし女神の微笑みに気づく。
・一流の人ほど休憩時間の使い方が一級品。人よりプラスαの努力をしている。
・自分のノウハウは惜しまずに公開することで、自分に情報やノウハウが集まる。
・「謙虚」になるのは良いが「遠慮」してはいけない。
・病気療養だって「成長のチャンス」になる。
・経験を積むほど仕事量は増え、仕事量が増えるほど細かい作業の違いで結果に差が付くようになる。
・ネガティブな発言は、めぐりめぐって自分も不幸にする。
・一番大切な人に「ありがとう」を伝え、「いま一番ムカついている相手に感謝しなさい」。
・エースは成功者でない。エースとは自己を確立し、自信を持って、前に進んでいて、輝いている人。
・「地道で正直」かけがいのない強みと心得る。
・人生にムダなことはなく、人は輝く場所を持っている。

感想
自信を持って、周りの目を気にせずに、自分の信じることを努力してやり続けることのようです。


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