本の紹介&感想

「天命を生きる−人生のゴールデンルールをつかんだ人たち−」 神渡良平著


"内観"により人生が変わった方の紹介をファイルに添付しました。

私の知っている精神科医の先生が言われていました。
薬は症状を緩和するだけだと。それでよくなることはあるが、原因を治すことはできない。
カウンセリングはよくなるけど再発を繰り返す。
そして、その先生がずっと悩んで末に行き着いたのが内観でした。
感謝の気持ち、今の自分を感謝の気持ちで受け入れる気持ちと、周りの人々への感謝の気持ちが湧いてこないとよくならないと。
山口の先生ですが、一度訪問してお話を伺いました。
母親の影響を受けている場合が多いのは何故?と質問したら、一緒にいる時間が長いからたくさんの影響を受けるとの返答でした。
今は精神的な疾患を抱えておられる患者さんに内観をされ、よくなる実感を掴んでおられるそうです。
内観をするためのカウンセリング、内観していると時により動揺することもあり、その時は薬を処方するとのことでした。
内観を受けられた女子高校生の生の声が入ったテープをいただきましたが、今あるを感謝の気持ちがほとばしっていました。

内観は浄土真宗の身調べからヒントを得て吉本伊信が開発しました。
@していただいたこと
Aして返したこと
B迷惑をかけたこと

この3つを自分に関係ある人毎にやります。
そうすると、これまで育ったのは周りの人のおかげだと思い出します。
感謝の念が芽生えます。

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